「タッチパネル」とは、表示装置と位置入力装置を組み合わせた電子部品。たとえば、液晶パネルとタッチパッドが組み合わさり、画面上をタッチして入力することができる。タッチスクリーンやタッチ画面などとも呼ばれます。
現代の一般的なコンピュータでは以下のような機能を満たしていることが基本だと思います。
入力の場合はキーボードやスキャナーなど、表示・出力の場合はディスプレイやプリンターがこれに該当します。
この2つを同時に行うことができる装置がタッチパネルというわけです。
現在では銀行ATM、一部の自動販売機、携帯ゲーム機、コピー機、ファックス、カーナビから、携帯電話、スマートフォン、タブレット型端末、携帯情報端末(PDA)まで、広く利用されています。
広く市民権を得ているタッチパネルですが、
といったメリットがある一方、以下のようなデメリットが存在する。
タッチパネルは技術的には複数の方式が開発され利用されています。方式や精度、利用される環境にそれぞれ得手不得手があり、どれが一番ということはありません。
実は、種類だけでいえば6種類も7種類もありますが、スマートフォンやタブレット型端末という点に限れば、主に以下の2種類に分類されます。
次回は、これらの方式について紹介していきます。